芍薬甘草湯
/ 第3章
💡 作用のポイント
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📝 この成分が出題された過去問 4 問
鎮痛の目的で用いられる漢方処方製剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 しゃくやくかんぞうとう けいれん a 芍薬甘草湯は、体力に関わらず使用でき、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこむらけいれんがえり、筋肉の痙攣、腹痛、腰痛に適すとされる。 けい し かじゅつぶ とう b 桂枝加朮附湯は、体力中等度で、痛みがあり、ときにしびれがあるものの関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛に適すとされる。 よく い にんとう c 薏苡仁湯は、体力中等度で、関節や筋肉のはれや痛みがあるものの関節痛、筋肉痛、神経痛に適すとされる。 そけいかっけつとう d 疎経活血湯は、体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの関節痛、神経痛に適すとされる。
- 1. 正 正 誤 誤
- 2. 正 誤 正 誤
- 3. 誤 正 正 誤
- 4. 正 誤 誤 正
- 5. 誤 正 正 正
次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを選べ。 体力中等度で、慢性に経過する頭痛、めまい、肩こりなどがあるものの慢性頭痛、神経症、高血圧の傾向のあるものに適すとされる。 ご しゅ ゆ とう
- 1. 呉茱萸湯
- 2. 香蘇散
- 3. 麻黄湯
- 4. 釣 藤散
- 5. 芍 薬甘草湯
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正解:4
【正解】4番 1. 呉茱萸湯:体力中等度またはやや虚弱で、手足の冷えやみぞおちのつかえがあるものの頭痛に適する。(誤り) 2. 香蘇散:体力虚弱で、神経過敏で胃腸が弱いもののうつ状態、神経症に適する。(誤り) 3. 麻黄湯:体力充実して、かぜの初期で寒気が強く、発熱や頭痛、関節痛があるものの感冒に適する。(誤り) 4. 釣藤散:記述の通り。(正解) 5. 芍薬甘草湯:体力に関わらず使用でき、筋肉の急激なけいれんを伴う痛みのあるもののこむら返り等に適する。(誤り) 【要点】 「慢性に経過する頭痛、めまい、肩こり」「高血圧の傾向」というキーワードが出てきたら「釣藤散(ちょうとうさん)」を選びましょう。名前に「藤(とう)」が入っている高血圧向けの漢方と覚えると見分けやすいです。
鎮痛の目的で用いられる漢方処方製剤に関する記述のうち、正しいものはどれか。 しゃくやくかんぞうとう けいれん
- 1. 芍薬甘草湯は、体力に関わらず使用でき、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこ
- 2. 薏苡仁湯は、体力中等度で、関節や筋肉のはれや痛みがあるものの関節痛等に適すとされ、
- 3. 釣藤散は、体力中等度で、慢性に経過する頭痛、めまい、肩こりなどがあるものの慢性頭
- 4. 呉茱萸湯は、体力中等度以下で、手足が冷えて肩がこり、ときにみぞおちが膨満するもの
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正解:2
【正解】2番 1. 誤り:芍薬甘草湯は鎮痛の目的ではなく、「こむら返り」などの筋肉の急激な痙攣を伴う痛みに用いられる漢方処方製剤である。(※問題文のテーマである「鎮痛の目的」としては誤り) 2. 正しい:記述の通り。 3. 誤り:釣藤散は「鎮痛の目的」ではなく、慢性に経過する頭痛(高血圧に伴うものなど)などに用いられる。 4. 誤り:呉茱萸湯は「鎮痛の目的」ではなく、手足が冷えて肩がこり、ときにみぞおちが膨満するもの(頭痛、嘔吐など)に用いられる。 【要点】 漢方問題は「どの症状(目的)に対して使われるか」が最大のねらい目です。問題文のテーマ(鎮痛、解熱、胃腸障害など)と処方名・適応症状が一致しているかを必ず確認しましょう。
一般用医薬品の添付文書等において、うっ血性心不全、心室頻拍の副作用が現れることがあるため、「症状があるときのみの服用にとどめ、連用しないこと」 と記載することとされている漢方製剤の正誤について、正しい組合せを選べ。 しゃくやくかんぞうとう a 芍薬甘草湯よくかんさん b 抑肝散しょうけんちゅうとう c 小 建 中湯か み き ひ とう d 加味帰脾湯
- 1. 誤 正 正 誤
- 2. 正 誤 正 誤
- 3. 正 正 誤 正
- 4. 正 誤 誤 誤
- 5. 誤 誤 誤 誤
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正解:4
【正解】4番 a 芍薬甘草湯:記述の通り。構成生薬の「甘草(カンゾウ)」の大量連用による偽アルドステロン症や、心不全等の副作用を防ぐため「連用しないこと」とされています。 b 抑肝散:誤り。記載されているような重篤な副作用に関する特段の連用制限の注意喚起はありません。 c 小建中湯:誤り。こちらもカンゾウを含みますが、本問の厳格な連用制限(うっ血性心不全等)の対象として特に定められている漢方製剤ではありません。 d 加味帰脾湯:誤り。このような特段の副作用による連用制限の記載は定められていません。 【要点】 「症状があるときのみの服用にとどめ、連用しないこと」とされている代表的な漢方製剤は「芍薬甘草湯」です。構成生薬のカンゾウによる副作用(偽アルドステロン症、ミオパチー、うっ血性心不全など)に注意が必要です。