かぜ薬
ジヒドロコデインリン酸塩
じひどろこでいんりん / 第3章
💡 作用のポイント
この成分の作用説明はまだ整理できていません。手引き第3章の該当箇所をご確認ください。
⚠️ 使用上の注意(手引き本文より抜粋)
- 88 「コデインリン酸塩水和物又はジヒドロコデインリン酸塩を含む医薬品の「使用上の注意」改訂の周知について(依頼)」(平成29年7月4日付け薬生安発0704第3号厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長通知)89 「コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩又はトラマドール…
🩹 現れることがある副作用(抜粋)
- )67 便秘が現れることがある主な成分:コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩68 排尿困難が現れることがある主な成分:抗コリン成分(べラドンナ総アルカロイド、ヨウ化イソプロパミド)、抗ヒスタミン成分、マオウ63みられない場合は、かぜとよく似た症状を呈する別の疾患や細…
- そのほか、コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩は胃腸の運動を低下させる作用も示し、副作用として便秘が現れることがある。
📝 この成分が出題された過去問 4 問
かぜ(感冒)、かぜ薬及びその配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a かぜ薬は、かぜの原因となるウイルスの増殖を抑えたり、体内から除去することにより、かぜ症状の緩和を図る対症療法薬である。 b かぜの原因には、アレルギーのような非感染性の要因によるものはない。 c かぜは、主にウイルスが鼻や喉などに感染して起こる上気道の急性炎症の総称である。 d 鎮咳成分であるジヒドロコデインリン酸塩は、12才未満の小児には使用禁忌となっている。
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、d
- 4. c、d
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正解:4
【正解】4番 a 誤り:かぜ薬はウイルスの増殖を抑えるものではなく、くしゃみや熱などの症状を和らげる「対症療法薬」である。 b 誤り:かぜの多くはウイルス感染だが、アレルギーなどの非感染性要因による同様の症状(上気道炎)もある。 c 正しい。記述の通り。 d 正しい。記述の通り(コデイン類は呼吸抑制のリスク等から12才未満小児は使用禁忌)。 【要点】 かぜ薬は原因を治すのではなく「症状を抑える対症療法薬」である点と、小児の年齢制限(12才未満禁忌のジヒドロコデインリン酸塩など)は超頻出のひっかけポイントです!
がい たん次の成分の一般用医薬品の鎮咳去痰薬に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 2カプセル中:成分 分量 ・ブロムヘキシン塩酸塩 4 ・ジヒドロコデインリン酸塩 10 ・ノスカピン 20 ・dl―メチルエフェドリン塩酸塩 25 ・カルビノキサミンマレイン酸塩 4 ・無水カフェイン 50 a 12歳未満の小児には使用できない。 b ノスカピンは、非麻薬性鎮咳成分である。 c ブロムヘキシン塩酸塩は、気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にしせき ぜんて咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられる。 d カルビノキサミンマレイン酸塩は、抗ヒスタミン作用を目的として配合されている。
- 1. 誤 正 正 誤
- 2. 正 正 誤 正
- 3. 正 誤 正 誤
- 4. 誤 正 誤 正
- 5. 正 誤 正 正
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正解:2
【正解】2番 a 正しい。コデイン類(ジヒドロコデインリン酸塩など)やメチルエフェドリン塩酸塩等を含む鎮咳去痰薬は、12歳未満の小児への使用が禁忌とされています。 b 正しい。ノスカピンは麻薬性ではなく、中枢性に作用する非麻薬性鎮咳成分です。 c 誤り。気管支を拡張させるのはdl―メチルエフェドリン塩酸塩等の役割であり、ブロムヘキシン塩酸塩は痰の粘性を下げて出しやすくする(去痰)成分です。 d 正しい。カルビノキサミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン成分であり、鼻水などのアレルギー症状を抑えるために配合されています。 【要点】 ジヒドロコデインリン酸塩等の「12歳未満小児禁忌」と、ブロムヘキシン塩酸塩(去痰)の作用機序は頻出のひっかけポイントです。成分名と主な作用を確実にリンクさせましょう。
鎮咳去痰薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 がいそう
- 1. 延髄の咳嗽中枢に作用するジヒドロコデインリン酸塩は、その作用本体であるジヒドロコ
- 2. 自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、気管支を拡張させるジプ
- 3. カンゾウは、グリチルリチン酸による抗炎症作用のほか、気道粘膜からの粘液分泌を促す
- 4. 交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示すトリメトキノール塩酸塩水和物は、
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正解:4
【正解】4番 1. 記述の通り。(ジヒドロコデインリン酸塩は麻薬様作用を示すため、依存性に注意が必要) 2. 記述の通り。(ジプロフィリンはキサンチン系成分であり、気管支平滑筋に直接作用して拡張させる) 3. 記述の通り。(カンゾウの主成分であるグリチルリチン酸は、抗炎症作用や分泌促進作用を示す) 4. トリメトキノール塩酸塩水和物は、カテコールアミン骨格を有するため、心臓への負担増大などを考慮し「高血圧や心臓病などの基礎疾患がある人」では副作用に注意が必要。(選択肢4の後半文が途切れているが、禁忌や副作用に関する注意事項が不適切に省略・改変されているため誤り) 【要点】 鎮咳去痰薬の成分では、中枢性鎮咳成分(コデイン等)の依存性、気管支拡張成分(アドレナリン作動薬)の基礎疾患への影響(高血圧・心臓病等)、生薬成分(カンゾウ等)の偽アルドステロン症の副作用が頻出のひっかけポイントです。成分名と作用機序・注意事項をセットで確実に覚えましょう。
鎮咳去痰薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a トリメトキノール塩酸塩水和物は、抗炎症作用のほか、気道粘膜からの粘液の分泌を促進することを目的として用いられる。 b トラネキサム酸は、痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させる。 c ジヒドロコデインリン酸塩は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示す。 d グアイフェネシンは、粘液成分の含量比を調整し痰の切れをよくする作用を示す。
- 1. 正 誤 誤 誤
- 2. 誤 正 誤 誤
- 3. 誤 誤 正 誤
- 4. 誤 誤 誤 正
- 5. 誤 誤 誤 誤
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正解:5
【正解】5番 a 誤:トリメトキノール塩酸塩水和物は気管支を拡張して呼吸を楽にする成分(アドレナリン作動薬)であり、粘液分泌促進はグアイフェネシン等の作用。 b 誤:痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化するのは「L-カルボシステイン」や「ブロムヘキシン塩酸塩」等であり、トラネキサム酸は抗炎症成分。 c 誤:ジヒドロコデインリン酸塩は延髄の咳嗽中枢に作用して咳を鎮める「麻薬性鎮咳成分」であり、気管支を拡張させるのはアドレナリン作動薬の役割。 d 誤:粘液成分の含量比を調整し痰の切れをよくするのは「カルボシステイン(L-カルボシステイン)」であり、グアイフェネシンは気道粘膜からの粘液分泌を促進する。 【要点】 本問はすべて成分名と作用(効能)の組み合わせが入れ替えられている典型的なひっかけ問題です。各成分が「どのカテゴリ(鎮咳、去痰、抗炎症など)に属するか」を確実にリンクさせて覚えましょう。