かぜ薬

ブロモバレリル尿素

ぶろもばれりる / 第3章

過去問 4 問

💡 作用のポイント

鎮静成分解熱鎮痛成分の鎮痛作用を補助する目的で、ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素等の鎮静成分が配合されている場合がある。

🩹 現れることがある副作用(抜粋)

  • 寝つきが悪いときの処置としてアルコールが摂取される(いわゆる「寝酒」)ことがあるが、飲酒とともにジフェンヒドラミン塩酸塩、ブロモバレリル尿素又はアリルイソプロピルアセチル尿素を含む催眠鎮静薬を服用すると、その薬効や副作用が増強されるおそれがあるため、服用時には飲酒を避ける必要が…

📝 この成分が出題された過去問 4 問

2025年 / 北海道 問25 難問 ★★★ 単体ページ →

眠気を促す薬及びその配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的に不眠症状がある人を対象とするものである。 よくかんさん b 抑肝散は、体力中等度をめやすとして、神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがあるものの神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症(神経過敏)、歯ぎしり、更年期障害、血の道症に適すとされる。 c かつては不眠症や不安緊張状態の鎮静を目的にブロモバレリル尿素が頻繁に用いられていたが、近年は使用量が減少している。 d ジフェンヒドラミン塩酸塩は、アルコールとともに服用すると、薬効が減弱される。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、d
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
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正解:3

【正解】3番a:誤り。「慢性的な不眠症状」ではなく、「一時的な睡眠障害(寝つきが悪い、眠りが浅いなど)」の緩和を目的とするものである。 b:記述の通り。 c:記述の通り。 d:誤り。アルコールとともに服用すると、中枢神経系への作用が強く現れすぎる(副作用が増強される)ため、薬効が減弱されるのではなく「増強される」。 【要点】 抗ヒスタミン成分を主薬とする睡眠改善薬は「一時的な不眠」に用いること、また中枢神経系を抑制する成分(ジフェンヒドラミンなど)はアルコールとの併用で作用が増強される点に注意しましょう。

2025年 / 愛媛県 問57 難問 ★★★ 単体ページ →

次の成分(その水和物及びそれらの塩類を含む。 )を有効成分として含有する製剤のうち、「濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品(平成 26 年厚生労働省告示第252号)」において指定されているものとして、誤っているものはどれか。

  1. 1. ジヒドロコデイン
  2. 2. カフェイン
  3. 3. プソイドエフェドリン
  4. 4. ブロモバレリル尿素
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正解:2

【正解】2番 1. ジヒドロコデイン:記述の通り。(麻薬性鎮咳成分であり、濫用等のおそれのある成分に指定されている。) 2. カフェイン:誤り。(カフェイン自体は精神神経興奮成分であるが、「濫用等のおそれのあるもの」の指定成分には含まれない。※解熱鎮痛薬などに配合される無水カフェイン等も対象外。) 3. プソイドエフェドリン:記述の通り。(アドレナリン作動成分であり、覚醒剤原料の不正使用を防ぐため指定されている。) 4. ブロモバレリル尿素:記述の通り。(鎮静成分であり、依存性や濫用のリスクがあるため指定されている。) 【要点】 「濫用等のおそれのある医薬品」の代表例は、コデイン、ジヒドロコデイン、メチルエフェドリン、プソイドエフェドリン、ブロモバレリル尿素、コデイン含有製剤等です。カフェイン単体は対象外となる点が頻出のひっかけなので注意しましょう。

2025年 / 愛媛県 問67 難問 ★★★ 単体ページ →

鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、眠気を促すほかに、散瞳による目のかすみや異常なまぶしさを引き起こすことがあるため、乗物の運転操作をするときは使用を控える必要がある。 b ブロモバレリル尿素は、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示す。 c アミノ安息香酸エチルは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えるが、12歳未満の小児への使用を避ける必要がある。 d ジメンヒドリナートは、専ら乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分である。

  1. 1. 正 正 誤 誤
  2. 2. 誤 誤 正 誤
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 誤 正 誤 正
  5. 5. 正 誤 誤 正
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正解:5

【正解】5番 a 正しい。スコポラミン臭化水素酸塩水和物は抗コリン作用により目のかすみや眠気を引き起こすため、乗物の運転操作は控えます。 b 誤り。ブロモバレリル尿素は鎮静作用(精神安定・催眠)を示す成分であり、嘔吐中枢を抑えるのは抗ヒスタミン成分等の役割です。 c 誤り。アミノ安息香酸エチルは局所麻酔成分ですが、副作用(メトヘモグロビン血症等)のため「15歳未満」の小児への使用を避けます。 d 正しい。ジメンヒドリナートは乗物酔い防止薬に「専ら」配合される抗ヒスタミン成分です。 【要点】 アミノ安息香酸エチルの小児の年齢制限(12歳未満ではなく「15歳未満」)は試験で頻出のひっかけポイントです!

2025年 / 東京都 問109 難問 ★★★ 単体ページ →

次の表は、ある一般用医薬品の解熱鎮痛薬に含まれている成分の一覧である。 この一般用医薬品を購入する目的で店舗を訪れた45歳男性から、次のような相談を受けた。 この相談に対する登録販売者の対応の正誤について、正しい組合せはどれか。 1回量(2錠)中 ・イブプロフェン 144 ・エテンザミド 84 ・ブロモバレリル尿素 200 ・無水カフェイン 50 <相談内容>トラックドライバーをしている。 頭痛もちのため、この解熱鎮痛薬を使いたい。 今日はまとめていくつか購入したい。 また、娘(13歳)もたまに頭痛があるため、娘にも使用できるか教えてほしい。 a このお薬は、15歳未満の小児は使用できませんので、娘さんにはお使いいただけません。 b 眠気を催す成分は配合されていないので、運転前にも使用できます。 c このお薬は依存性・習慣性がある成分が配合されており、適正な使用のために必要な数量での販売となりますので、まとめて購入する理由を詳しくお聞かせください。 d 肝機能や胃腸の障害が生じたり、鎮静作用が増強するおそれがあるため、服用前後は飲酒しないでください。

  1. 1. 正 誤 誤 誤
  2. 2. 正 誤 正 正
  3. 3. 正 正 正 誤
  4. 4. 誤 誤 正 誤
  5. 5. 誤 正 誤 正
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正解:2

【正解】2番 a 正しい。イブプロフェン等の解熱鎮痛成分は、原則として「15歳未満の小児」は使用できないため、13歳の娘には使えない。 b 誤り。ブロモバレリル尿素などの鎮静成分や抗ヒスタミン成分などが配合されている薬では「眠気を催すことがあるため、乗物又は機械の運転操作を避ける」必要がある。 c 正しい。ブロモバレリル尿素は依存性・習慣性がある成分(濫用等のおそれのある医薬品)であり、必要最小限の数量を販売するため理由を確認する必要がある。 d 正しい。解熱鎮痛薬の服用前後は飲酒により、肝機能障害や胃腸障害のリスクが高まり、鎮静作用も増強するため避けるべきである。 【要点】 ブロモバレリル尿素は「眠気を誘う」「依存性がある(濫用等のおそれ)」かつ「飲酒により作用が増強する」という3大頻出ポイントを必ずセットで押さえましょう。

📋 手引き 第5章 別表の該当記載