鎮暈薬
スコポラミン臭化水素酸塩水和物
すこぽらみん / 第3章
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💡 作用のポイント
この成分の作用説明はまだ整理できていません。手引き第3章の該当箇所をご確認ください。
📝 この成分が出題された過去問 4 問
鎮暈薬の配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a ジフェニドール塩酸塩は、内耳への血流を抑制する作用を示す。 b スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、中枢に作用して自律神経系の混乱を軽減させる作用を示す。 c 無水カフェインは、抗めまい成分による眠気の解消を目的として配合されている。 d ピリドキシン塩酸塩は、吐きけの防止に働くことを目的として配合されている。
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、d
- 4. c、d
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正解:3
【正解】3番 a 誤り:「内耳への血流を抑制する」ではなく「内耳の血流を改善する(血行を促す)」ことで、めまいを和らげます。 b 正しい。記述の通り。 c 誤り:無水カフェインは眠気の防止(頭痛の緩和など)を目的として配合されており、「抗めまい成分による眠気」ではなく、「抗ヒスタミン成分等による眠気」の防止が目的です。 d 正しい。記述の通り。 【要点】 鎮暈薬(酔い止め)の成分では、血流改善(ジフェニドール)、抗コリン作用による自律神経抑制(スコポラミン)、そして吐き気防止(ビタミンB6:ピリドキシン)の働きをセットで覚えましょう。
55歳男性が、乗物酔いによる吐きけで気分が悪くなるため、次の成分の一般用医薬品の乗物酔い防止薬を購入する目的で店舗を訪れた。 この男性に対する登録販売者の説明の正誤について、正しい組合せを選べ。 1錠中:成分 分量 ・ジフェニドール塩酸塩 16.6 ・スコポラミン臭化水素酸塩水和物 0.16 ・無水カフェイン 30 ・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 5 a この薬を服用している間は、かぜ薬や解熱鎮痛薬の服用は避けてください。 b 眠気を促す作用がある成分が入っていますが、眠気を解消することを目的として無水カフェインが配合されています。 c 乗物酔いに伴う一時的な症状ではなく、日常においてめまいが度々生じる場合には、医療機関を受診してください。 d 緑内障の診断を受けている場合は、服用する前に治療を行っている医師等に相談してください。
- 1. 正 正 正 誤
- 2. 正 正 誤 正
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 誤 正 正 正
- 5. 正 正 正 正
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正解:3
【正解】3番a:正記述の通り。乗物酔い防止薬に配合される抗コリン成分等と、かぜ薬等に含まれる成分との重複による副作用(口渇、排尿困難など)を防ぐため併用は避ける。 b:誤無水カフェインは「眠気を解消する目的」ではなく、スコポラミン臭化水素酸塩水和物等の副作用である「眠気の緩和」や「頭痛の予防」を目的として配合されている。 c:正記述の通り。乗物酔い以外の原因によるめまい(脳血管障害やメニエール病など)の可能性があるため、医療機関を受診すべきである。 d:正記述の通り。スコポラミン臭化水素酸塩水和物などの抗コリン成分は、房水の排出を妨げて眼圧を上昇させるため、緑内障患者は医師等に相談が必要である。 【要点】 抗コリン成分(スコポラミン等)の作用(緑内障への禁忌・眠気・他の薬との重複注意)と、無水カフェインの配合目的(眠気「解消」ではなく「緩和」)が頻出のひっかけポイントです。
鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、眠気を促すほかに、散瞳による目のかすみや異常なまぶしさを引き起こすことがあるため、乗物の運転操作をするときは使用を控える必要がある。 b ブロモバレリル尿素は、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示す。 c アミノ安息香酸エチルは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えるが、12歳未満の小児への使用を避ける必要がある。 d ジメンヒドリナートは、専ら乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分である。
- 1. 正 正 誤 誤
- 2. 誤 誤 正 誤
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 誤 正 誤 正
- 5. 正 誤 誤 正
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正解:5
【正解】5番 a 正しい。スコポラミン臭化水素酸塩水和物は抗コリン作用により目のかすみや眠気を引き起こすため、乗物の運転操作は控えます。 b 誤り。ブロモバレリル尿素は鎮静作用(精神安定・催眠)を示す成分であり、嘔吐中枢を抑えるのは抗ヒスタミン成分等の役割です。 c 誤り。アミノ安息香酸エチルは局所麻酔成分ですが、副作用(メトヘモグロビン血症等)のため「15歳未満」の小児への使用を避けます。 d 正しい。ジメンヒドリナートは乗物酔い防止薬に「専ら」配合される抗ヒスタミン成分です。 【要点】 アミノ安息香酸エチルの小児の年齢制限(12歳未満ではなく「15歳未満」)は試験で頻出のひっかけポイントです!
次の表は、ある一般用医薬品の鎮暈薬(乗物酔い防止薬)に含まれている成分の一覧である。 この鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の添付文書等の「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」 として記載されている基礎疾患等はどれか。 1回量(11歳以上)(2錠)中 ・メクリジン塩酸塩 25 スコポラミン臭化水素酸塩水和物 0.16mg
- 1. 糖尿病
- 2. 肝臓病
- 3. 高血圧
- 4. 心臓病
- 5. 胃・十二指腸潰瘍
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正解:4
【正解】4番 1. 誤り。糖尿病は、本剤の配合成分による「相談すること」の基礎疾患等には該当しない。 2. 誤り。肝臓病は、本剤の配合成分による「相談すること」の基礎疾患等には該当しない。 3. 誤り。高血圧ではなく、抗コリン成分による循環器系への影響(動悸など)から「心臓病」が該当する。 4. 正しい。記述の通り。 5. 誤り。胃・十二指腸潰瘍ではなく、抗コリン成分による排尿困難や眼圧上昇などの副作用リスクから「緑内障」「前立腺肥大症」などが該当する。 【要点】 スコポラミン臭化水素酸塩水和物などの「抗コリン成分」が配合された乗物酔い防止薬では、心臓病、緑内障、前立腺肥大症などが「相談すること(受診勧奨)」の基礎疾患として定められている。