胃の薬

ピレンゼピン塩酸塩

ぴれんぜぴん / 第3章

過去問 4 問

💡 作用のポイント

ピレンゼピン塩酸塩は、消化管の運動にはほとんど影響を与えずに胃液の分泌を抑える作用を示すとされる。

📝 この成分が出題された過去問 4 問

2025年 / 関西広域連合 問32 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸に作用する薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a ウルソデオキシコール酸は、肝臓病の診断を受けた人では、かえって症状を悪化させるおそれがある。 b テプレノンは、血栓のある人、血栓を起こすおそれのある人では、生じた血栓が分解されにくくなることが考えられる。 c スクラルファートは、透析を受けている人では、使用を避ける必要がある。 き d ピレンゼピン塩酸塩は、排尿困難、動悸、目のかすみの副作用を生じることがある。

  1. 1. 誤 正 誤 正
  2. 2. 誤 正 正 誤
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 誤 誤 正 誤
  5. 5. 正 正 誤 正
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正解:3

【正解】3番 a 正記述の通り。肝臓病の診断を受けた人では、症状を悪化させるおそれがあるため使用を避ける。 b 誤「テプレノン」ではなく「トラネキサム酸」などの説明。テプレノンは胃粘膜を保護・修復する成分である。 c 正記述の通り。アルミニウムを含有するため、透析を受けている人ではアルミニウム脳症や骨軟化症を発症・悪化させるおそれがある。 d 正記述の通り。抗コリン作用を示すため、排尿困難、動悸、目のかすみなどの副作用が現れることがある。 【要点】 成分名と「相談すること(禁忌)」の正しい組み合わせが問われる定番問題。特にスクラルファート(透析患者への使用注意・アルミニウム脳症)とトラネキサム酸(血栓に関する注意)の混同に注意しましょう。

2025年 / 愛媛県 問71 標準 ★★☆ 単体ページ →

制酸薬、健胃薬、消化薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 1. 制酸成分としてマグネシウムを含む成分が配合されることがあるが、止瀉薬に配合される
  2. 2. 健胃成分としてオウバクなどの生薬成分が配合されることがあるが、味覚や嗅覚を刺激し
  3. 3. ピレンゼピン塩酸塩は、胆汁の分泌を促進して消化を助けるだけでなく、肝臓の働きを高
  4. 4. ウルソデオキシコール酸は、過剰な胃液の分泌を抑えるが、消化管以外では一般的な抗コ
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正解:2

【正解】2番 1. 誤り:マグネシウムを含む制酸成分は、止瀉薬ではなく「下剤(瀉下薬)」に配合され、排便を促す作用を示す。 2. 正しい:記述の通り。(生薬の苦味や香りが味覚・嗅覚を刺激して反射的に胃液の分泌や消化管の運動を促す) 3. 誤り:ピレンゼピン塩酸塩は抗コリン成分であり、胃液分泌を抑える制酸薬として働く(胆汁分泌を促進するのはウルソデオキシコール酸)。 4. 誤り:ウルソデオキシコール酸は胆汁酸成分であり、胆汁分泌を促進して消化を助ける(胃液の分泌を抑えるのは制酸薬の役割)。 【要点】 成分の主たる作用(制酸・健胃・消化・下剤)と、生薬の健胃メカニズム(味覚・嗅覚への刺激)をセットで確実に覚えましょう。特にウルソデオキシコール酸とピレンゼピン塩酸塩の作用の入れ替え頻出です。

この問題の関連成分: ピレンゼピン塩酸塩 オウバク
2025年 / 東京都 問72 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸に作用する薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a スクラルファートは、マグネシウムを含む成分であるため、透析を受けている人では使用を避ける必要がある。 b ピレンゼピン塩酸塩は、体内で代謝されてトラネキサム酸を生じることから、血栓のある人、血栓を起こすおそれのある人は、生じた血栓が分解されにくくなることがある。 c ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)は、消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合されている場合がある。 d テプレノンの副作用として腹部膨満感、吐きけ、腹痛、頭痛、皮下出血、便秘、下痢、口渇が現れることがあり、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがある。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:5

【正解】5番 a 誤り:スクラルファートはアルミニウムを含む成分であるため、透析を受けている人では使用を避ける必要がある(「マグネシウム」ではなく「アルミニウム」が誤り)。 b 誤り:ピレンゼピン塩酸塩は副交感神経遮断成分(抗コリン成分)であり、トラネキサム酸に関する記述は誤り(トラネキサム酸の説明が混入している)。 c 正しい。 d 正しい。 【要点】 スクラルファートに含まれる金属はアルミニウムであり、透析患者への禁忌は試験頻出の重要ポイントです。また、他の成分の説明が紛れ込んでいる選択肢(b)のひっかけパターンに注意しましょう。

2025年 / 関西広域連合 問114 難問 ★★★ 単体ページ →

一般用医薬品の添付文書等において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「喘息を起こしたことがある人」と記載することとされている医薬品を選べ。

  1. 1. フェルビナクが配合された外用鎮痛消炎薬
  2. 2. タンニン酸アルブミンが配合された止瀉薬
  3. 3. センノシドが配合された瀉下薬
  4. 4. アルジオキサが配合された胃腸薬
  5. 5. ピレンゼピン塩酸塩水和物が配合された胃腸薬
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正解:1

【正解】1番 1. フェルビナクが配合された外用鎮痛消炎薬:記述の通り。解熱鎮痛成分(NSAIDs)はぜんそく発作を誘発するリスクがあるため、「喘息を起こしたことがある人」は使用しないこととされています。 2. タンニン酸アルブミンが配合された止瀉薬:誤り。タンニン酸アルブミンは牛乳アレルギー等に関する注意喚起はありますが、ぜんそくの禁忌には該当しません。 3. センノシドが配合された瀉下薬:誤り。センノシド等の刺激性下剤では、主として「妊婦又は妊娠していると思われる人」等への相談・注意喚起が中心となります。 4. アルジオキサが配合された胃腸薬:誤り。アルジオキサは組織修復成分であり、ぜんそく発作を誘発する代表的な成分ではありません。 5. ピレンゼピン塩酸塩水和物が配合された胃腸薬:誤り。抗コリン成分であるピレンゼピン塩酸塩水和物では、緑内障や前立腺肥大症等の人が「服用しないこと」等に該当します。 【要点】 解熱鎮痛成分(内服薬だけでなくフェルビナク等の外用鎮痛消炎薬も含む)は、アスピリンぜんそく等の重篤な発作を引き起こす恐れがあるため、「喘息を起こしたことがある人」が使用・服用禁忌となる点を確実に押さえましょう。