痔の薬
メントール
めんとーる / 第3章
💡 作用のポイント
ひ よう冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して、メントール、カンフル、ハッカ油、ユーカリ油等の冷感刺激成分が配合されている場合もある。
📝 この成分が出題された過去問 2 問
次の成分の一般用医薬品のみずむし・たむし用薬に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。 100mL中:成分 分量ピロ-ルニトリン 0.2 g(力価) ・クロトリマゾ-ル 0.4 ・クロタミトン 5 ・l-メント-ル 1 a ピロ-ルニトリンは、患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える。 b クロタミトンは、冷感刺激成分で、痒みを感じにくくさせる効果がある。 c クロトリマゾ-ルは、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。 d 軟膏に比べ、本液剤は有効成分の浸透性が高く、皮膚が厚く角質化している部分に適している。
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
次の表は、ある一般用医薬品の外用痔疾用薬(坐剤)に含まれている成分の一覧である。 この外用じ ざ痔疾用薬(坐剤)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1回量 1個(1.4g)中 ・リドカイン 60 ・プレドニゾロン酢酸エステル 1 ・イソプロピルメチルフェノール 2 ・アラントイン 20 ・トコフェロール酢酸エステル 60 ・l-メントール 10 じ かゆ
- 1. 痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的として、リドカインが配合されている。
- 2. 痔による肛門部の炎症や痒みを和らげることを目的として、プレドニゾロン酢酸エステルが配合され
- 3. 痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として、イソプロピルメチルフェノールが配合されてい
- 4. 血管収縮作用による止血効果を目的として、アラントインが配合されている。
- 5. 肛門周囲の末梢血管の血行を改善する作用を期待して、トコフェロール酢酸エステルが配合されてい
▶ 正解と解説を表示 ▼ 正解と解説を閉じる
正解:4
【正解】4番 1. 正しい。リドカインは、局所麻酔作用により痔に伴う痛みや痒みを和らげるために配合されています。 2. 正しい。プレドニゾロン酢酸エステルは、ステロイド性抗炎症成分であり、炎症や痒みを和らげます。 3. 正しい。イソプロピルメチルフェノールは、殺菌消毒作用により局所の感染を防止するために配合されています。 4. 誤り。アラントインは「組織修復成分」であり、傷の治りを助けます。「血管収縮作用による止血効果」があるのは、ナファゾリン塩酸塩や塩酸テトラヒドロゾリンなどの成分です。 5. 正しい。トコフェロール酢酸エステルは、ビタミンE製剤であり、末梢血管の血行を改善してうっ血を和らげます。 【要点】 アラントインは組織修復(傷の治癒促進)成分。「血管収縮による止血」と混同させる定番のひっかけ問題に注意しましょう。