痔の薬
イソプロピルメチルフェノール
いそぷろぴるめちるふぇのーる / 第3章
💡 作用のポイント
殺菌消毒成分じ痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として、クロルヘキシジン塩酸塩、セチルピリジニウム塩化物、ベンザルコニウム塩化物、デカリニウム塩化物、イソプロピルメチルフェノール等の殺菌消毒成分が配合されている場合がある。
📝 この成分が出題された過去問 3 問
じ じ痔及び一般用医薬品の痔疾用薬とその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 じ こう a 痔は、肛門部に過度の負担をかけることやストレス等により生じる。 じ こう こう b 痔核は、肛門に存在する細かい血管群が部分的に拡張し、肛門内にいぼ状の腫れが生じたものである。 じ c 痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、組織修復成分であるイソプロピルメチルフェノールが配合されている。 d リドカインは、局所への穏やかな熱感刺激によって痒みを抑える効果を期待して配合される。
- 1. 正 誤 正 正
- 2. 正 正 正 誤
- 3. 正 正 誤 誤
- 4. 誤 正 誤 正
- 5. 誤 誤 正 正
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正解:3
【正解】3番 a 正しい。記述の通り。 b 正しい。記述の通り。 c 誤り。イソプロピルメチルフェノールは組織修復成分ではなく「殺菌成分」である。(組織修復成分の例:アラントイン、ヒドロコルチゾンなど) d 誤り。リドカインは局所麻酔成分であり、知覚神経を麻痺させて痛みや痒みを緩和する。(熱感刺激によって痒みを抑えるのは、カンフルやメントールなどの「局所刺激成分」) 【要点】 成分の「配合目的」を入れ替えるひっかけ問題が頻出です。成分名を見た瞬間に「殺菌」「局所麻酔」「組織修復」などの分類がパッと言えるように整理しておきましょう。
次の表は、ある一般用医薬品の外用痔疾用薬(坐剤)に含まれている成分の一覧である。 この外用じ ざ痔疾用薬(坐剤)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1回量 1個(1.4g)中 ・リドカイン 60 ・プレドニゾロン酢酸エステル 1 ・イソプロピルメチルフェノール 2 ・アラントイン 20 ・トコフェロール酢酸エステル 60 ・l-メントール 10 じ かゆ
- 1. 痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的として、リドカインが配合されている。
- 2. 痔による肛門部の炎症や痒みを和らげることを目的として、プレドニゾロン酢酸エステルが配合され
- 3. 痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として、イソプロピルメチルフェノールが配合されてい
- 4. 血管収縮作用による止血効果を目的として、アラントインが配合されている。
- 5. 肛門周囲の末梢血管の血行を改善する作用を期待して、トコフェロール酢酸エステルが配合されてい
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正解:4
【正解】4番 1. 正しい。リドカインは、局所麻酔作用により痔に伴う痛みや痒みを和らげるために配合されています。 2. 正しい。プレドニゾロン酢酸エステルは、ステロイド性抗炎症成分であり、炎症や痒みを和らげます。 3. 正しい。イソプロピルメチルフェノールは、殺菌消毒作用により局所の感染を防止するために配合されています。 4. 誤り。アラントインは「組織修復成分」であり、傷の治りを助けます。「血管収縮作用による止血効果」があるのは、ナファゾリン塩酸塩や塩酸テトラヒドロゾリンなどの成分です。 5. 正しい。トコフェロール酢酸エステルは、ビタミンE製剤であり、末梢血管の血行を改善してうっ血を和らげます。 【要点】 アラントインは組織修復(傷の治癒促進)成分。「血管収縮による止血」と混同させる定番のひっかけ問題に注意しましょう。
外用痔疾用薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 局所への穏やかな刺激によって痒みを抑える効果を期待して、冷感刺激を生じさせるクロタミトンが配合されている場合がある。 じ こう b 痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、組織修復成分であるイソプロピルメチルフェノールが配合されている場合がある。 じ c 痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として、セチルピリジニウム塩化物が配合されている場合がある。 d 傷の治りを促す作用を期待して、ビタミンA油が配合されている場合がある。
- 1. a,b
- 2. a,c
- 3. a,d
- 4. b,d
- 5. c,d
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正解:5
【正解】5番 a 誤り:クロタミトンは「冷感刺激」ではなく「痒み止め(鎮痒成分)」として配合される。冷感刺激を生じさせるのはl-メントールやカンフルなど。 b 誤り:イソプロピルメチルフェノールは組織修復成分ではなく「殺菌成分」。組織修復成分にはアラントインやヒドロコルチゾンなどがある。 c 正しい。 d 正しい。 【要点】 成分の「分類(作用)」を問う問題が頻出です。殺菌成分(イソプロピルメチルフェノール、セチルピリジニウム塩化物等)と組織修復成分(アラントイン、ビタミンA油等)の混同に注意しましょう。