眼科用薬
グリチルリチン酸二カリウム
ぐりちるりちん / 第3章
💡 作用のポイント
炎症による腫れを和らげる成分(抗炎症成分)鼻粘膜や喉の炎症による腫れを和らげることを目的として、トラネキサム酸、グリチルリチン酸二カリウム等が配合されている場合がある。
🩹 現れることがある副作用(抜粋)
- 一定期間又は一定回数使用して症状の改善が63 肝機能障害を生じることがある主な成分:アスピリン、アスピリンアルミニウム、アセトアミノフェン、イブプロフェン、葛かっ根こん湯とう、し小ょう柴さい胡こ湯とう、柴さい胡こ桂けい枝し湯とう、し小ょう青せいり竜ゅう湯とう、麦ばくも門ん冬どう…
- 1)代表的な配合成分、主な副作用(a) 抗炎症成分くう口腔粘膜の炎症を和らげることを目的として、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレくうチン酸等の抗炎症成分が用いられる。
📝 この成分が出題された過去問 2 問
くう そう口腔咽喉薬及び含嗽薬とその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 くう がい たん a 口腔咽喉薬には、鎮咳成分や気管支拡張成分、去痰成分は配合されていない。 そう そう b 含嗽薬の殺菌消毒効果は、含嗽薬の使用後すぐに食事を摂った場合でも影響はない。 c グリチルリチン酸二カリウムは、喉の粘膜を刺激から保護する成分として配合されている。 d バセドウ病や橋本病の甲状腺疾患の診断を受けた人が、ヨウ素系殺菌消毒成分が配合された含嗽薬を使用する場合、その適否について、治療を行っている医師等に相談する必要がある。
- 1. 正 誤 正 誤
- 2. 正 誤 誤 正
- 3. 誤 誤 正 誤
- 4. 正 正 誤 誤
- 5. 誤 誤 誤 正
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正解:2
【正解】2番 a 正しい記述。口腔咽喉薬は喉の局所に作用するものであり、鎮咳成分や気管支拡張成分、去痰成分は配合されていない。 b 誤り。含嗽薬の使用後すぐに食事を摂ると、有効成分が洗い流されてしまい、殺菌消毒効果が十分に発揮されなくなる。 c 誤り。グリチルリチン酸二カリウムは「抗炎症成分」として配合されている(粘膜保護成分はアズレンスルホン酸ナトリウムなど)。 d 正しい記述。ヨウ素は甲状腺ホルモンの構成成分であるため、甲状腺疾患の診断を受けた人は医師等に相談が必要である。 【要点】 口腔咽喉薬の成分分類(抗炎症・殺菌等)と、ヨウ素系含嗽薬における甲状腺疾患の禁忌・相談勧奨は頻出のひっかけポイントです。
一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」と記載される基礎疾患等と主な成分の組み合わせのうち、誤っているものはどれか。 基礎疾患等 主な成分
- 1. 甲状腺疾患 ― ポビドンヨード
- 2. 腎臓病 ― プソイドエフェドリン塩酸塩
- 3. 糖尿病 ― グリチルリチン酸二カリウム
- 4. 緑内障 ― ジフェンヒドラミン塩酸塩
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正解:3
【正解】3番 1. 甲状腺疾患 ― ポビドンヨード:記述の通り。含嗽薬等に含まれるポビドンヨードは甲状腺ホルモンのバランスに影響を与えるため、甲状腺疾患の人は相談することとされています。 2. 腎臓病 ― プソイドエフェドリン塩酸塩:記述の通り。アドレナリン作動薬であるプソイドエフェドリン塩酸塩は、腎臓病の症状を悪化させるおそれがあるため記載されています。 3. 糖尿病 ― グリチルリチン酸二カリウム:誤り。グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症成分)ではなく、主に「糖質コルチコイド」や一部の総合感冒薬等に含まれる「エフェドリン塩酸塩」などが糖尿病の「相談すること」に該当します。 4. 緑内障 ― ジフェンヒドラミン塩酸塩:記述の通り。抗コリン作用を持つジフェンヒドラミン塩酸塩は眼圧を上昇させるおそれがあるため、緑内障の人は相談することとされています。 【要点】 「基礎疾患等と主な成分」の組み合わせ問題は、成分が持つ薬理作用(抗コリン作用やアドレナリン作用など)と疾患のつながりを意識することが攻略の鍵です。グリチルリチン酸は「偽アルドステロン症」に関する記載(高血圧、心臓病、腎臓病)で頻出です。