腸の薬

水酸化マグネシウム

/ 第3章

過去問 1 問

💡 作用のポイント

無機塩類ふん腸内容物の浸透圧を高めること108で糞便中の水分量を増し、また、大腸を刺激して排便を促すことを目的として、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム等のマグネシウムを含む成分が配合されている場合がある。

📝 この成分が出題された過去問 1 問

2025年 / 関西広域連合 問34 難問 ★★★ 単体ページ →

瀉下成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a センノシドは、腸管内で水分を吸収して腸内容物に浸透し、糞便のかさを増やすとともに糞便を柔らかくする。 b ピコスルファートナトリウムは、大腸に生息する腸内細菌によって分解され、大腸への刺激作用を示すようになる。 c 水酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧を高めることで糞便中の水分量を増し、また大腸を刺激して排便を促す。 d ビサコジルは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解して生じるガスによって便通を促す。

  1. 1. 誤 正 正 誤
  2. 2. 誤 正 誤 正
  3. 3. 誤 誤 誤 正
  4. 4. 正 正 誤 誤
  5. 5. 正 誤 正 誤
▶ 正解と解説を表示

正解:1

【正解】1番 a 誤り。「腸管内で水分を吸収して…」は塩類下剤(酸化マグネシウム等)の説明です。センノシドは大腸を刺激してぜん動運動を高める「生薬系刺激性下剤」です。 b 正しい。記述の通り。ピコスルファートナトリウムは大腸の腸内細菌により活性体に分解され、大腸を刺激します。 c 正しい。記述の通り。水酸化マグネシウム(塩類下剤)は、浸透圧による水分保持と、軽度な大腸刺激作用の双方を示します。 d 誤り。ビサコジルは「接触性下剤(大腸刺激性下剤)」であり、麦芽糖のガスによる作用ではありません。 【要点】 下剤は「刺激性(大腸を動かす)」と「非刺激性(水分を引き込む塩類下剤など)」の作用機序の入れ替えが頻出のひっかけポイントです。成分名と作用の結びつきを正確に覚えましょう。

📋 手引き 第5章 別表の該当記載