婦人薬

ケトチフェンフマル酸塩

けとちふぇんふまる / 第3章

過去問 1 問

💡 作用のポイント

ヒスタミンの働きを抑えることにより、それらの症状の緩和することを目的として、クロルフェニラミンマレイン酸塩、ケトチフェンフマル酸塩等の抗ヒスタミン成分が配合されている場合がある。

🩹 現れることがある副作用(抜粋)

  • 2)代表的な配合成分等、主な副作用(a) 抗ヒスタミン成分肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す成分(抗ヒスタミン成分)として、クロルフェニラミンマレイン酸塩、カルビノキサミンマレイン酸塩、クレマスチンフマル酸塩…
🧪 理系視点でスッキリ納得!作用機序・化学のウラ話

ケトチフェンはH1受容体拮抗に加えて、肥満細胞からの化学伝達物質(ヒスタミン等)の遊離を抑える抗アレルギー作用を持つ。手引きは鼻炎用点鼻薬と併用した場合の眠気に注意を促しており、点鼻でも循環血中に入って中枢へ移行しうることを示している。局所(鼻・目)に使う薬でも「全身性の副作用」が起こる好例。

※ この欄は運営者が作成した学習用の補足メモ(下書き・監修前)です。試験の正誤判断は 必ず厚生労働省『試験問題の作成に関する手引き』および添付文書に従ってください。

📝 この成分が出題された過去問 1 問

2025年 / 東京都 問86 難問 ★★★ 単体ページ →

内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。 )及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a ケトチフェンフマル酸塩が配合された内服薬を服用した後は、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。 b 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に、抗アドレナリン作用も示すため、起立性低血圧、めまい、ふらつきが現れることがある。 くう くう c ベラドンナ総アルカロイドは、鼻腔内の粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑えるとともに、鼻腔内の刺激を伝達する副交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑える目的で用いられる。 d 鼻粘膜の血管を拡張させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として、フェニレフリン塩酸塩が配合されている場合がある。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. a、d
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
▶ 正解と解説を表示

正解:2

【正解】2番 a 記述の通り。ケトチフェンフマル酸塩などの抗ヒスタミン成分等は眠気を誘うことがあるため、乗物又は機械類の運転操作は避ける必要があります。 b 誤り。抗ヒスタミン成分が示すのは「抗コリン作用」であり、排尿困難や口渇などの副作用が現れることがあります(抗アドレナリン作用の記述は誤り)。 c 記述の通り。ベラドンナ総アルカロイドは副交感神経系の働きを抑え、抗コリン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑える目的で配合されます。 d 誤り。フェニレフリン塩酸塩は、鼻粘膜の血管を「収縮」させることで充血や腫れを和らげます(拡張させるは誤り)。 【要点】 血管収縮成分(フェニレフリン塩酸塩等)は血管を「収縮」させて充血をとる点と、抗ヒスタミン成分の副作用に伴う作用(抗コリン作用)の混同に注意しましょう。