2025年 東京都 問86 の解説

2025年 / 東京都 問86 難問 ★★★

内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。 )及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a ケトチフェンフマル酸塩が配合された内服薬を服用した後は、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。 b 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に、抗アドレナリン作用も示すため、起立性低血圧、めまい、ふらつきが現れることがある。 くう くう c ベラドンナ総アルカロイドは、鼻腔内の粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑えるとともに、鼻腔内の刺激を伝達する副交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑える目的で用いられる。 d 鼻粘膜の血管を拡張させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として、フェニレフリン塩酸塩が配合されている場合がある。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. a、d
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:2

【正解】2番 a 記述の通り。ケトチフェンフマル酸塩などの抗ヒスタミン成分等は眠気を誘うことがあるため、乗物又は機械類の運転操作は避ける必要があります。 b 誤り。抗ヒスタミン成分が示すのは「抗コリン作用」であり、排尿困難や口渇などの副作用が現れることがあります(抗アドレナリン作用の記述は誤り)。 c 記述の通り。ベラドンナ総アルカロイドは副交感神経系の働きを抑え、抗コリン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑える目的で配合されます。 d 誤り。フェニレフリン塩酸塩は、鼻粘膜の血管を「収縮」させることで充血や腫れを和らげます(拡張させるは誤り)。 【要点】 血管収縮成分(フェニレフリン塩酸塩等)は血管を「収縮」させて充血をとる点と、抗ヒスタミン成分の副作用に伴う作用(抗コリン作用)の混同に注意しましょう。

出典区分:令和7年度 東京都(東京都の公開問題)/ 選択肢をタップすると正解が開きます。