酸棗仁湯
さんそうにんとう / 第3章
💡 作用のポイント
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📝 この成分が出題された過去問 3 問
次の漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 さんそうにんとう a 酸棗仁湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、精神不安、不眠などがあるものの不眠症、神経症に適すとされる。 か み き ひ とう b 加味帰脾湯は、体力中等度をめやすとして、神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがあるものの神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症、歯ぎしり、更年期障害、血の道症に適すとされる。 さい こ か りゅうこつ ぼ れいとう き c 柴胡加 竜 骨牡蛎湯は、体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う高血圧の随伴症状、神経症、更年期神経症、小児夜なき、便秘に適すとされる。 しょうけんちゅうとう d 小 建 中 湯は、体力虚弱で疲労しやすく腹痛があり、血色がすぐれず、とききに動悸、手足のほてり、冷え、ねあせ、鼻血、頻尿及び多尿などを伴うものの小児虚弱体質、疲労倦怠、慢性胃腸炎、腹痛、神経質、小児夜尿症、夜なきに適すとされる。
- 1. 正 正 正 誤
- 2. 正 正 誤 正
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 誤 正 正 正
- 5. 正 正 正 正
眠気を促す薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 15歳未満の小児では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などの副作用が起きやすいため、抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬の使用は避ける。 b チョウトウコウは、クロウメモドキ科のサネブトナツメの種子を基原とする生薬で、神経の興奮・緊張緩和を期待して用いられる。 さんそうにんとう き c 酸棗仁湯は、体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う高血圧の随伴症状、神経症、更年期神経症、小児夜なき、便秘に適すとされる。 d 妊娠中にしばしば生じる睡眠障害は、ホルモンのバランスや体型の変化等が原因であり、抗ヒスタミン成分を主薬とする睡眠改善薬の適用対象ではない。
- 1. 誤 正 正 正
- 2. 正 誤 正 正
- 3. 正 正 誤 誤
- 4. 正 誤 誤 正
- 5. 誤 誤 正 誤
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正解:4
【正解】4番 a 正しい。15歳未満の小児では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などの副作用が起きやすいため使用を避ける。 b 誤り。チョウトウコウではなく「サンソウニン(酸棗仁)」の説明である。(チョウトウコウはアカネ科のトゲのある枝等を用いる) c 誤り。酸棗仁湯は「体力中等度以下」の人が対象であり、「体力中等度以上」は誤り。 d 正しい。妊娠中の睡眠障害はホルモンバランス等の変化が原因であり、睡眠改善薬の適用対象ではない。 【要点】 生薬の基原(サンソウニンとチョウトウコウの入れ替え)と、漢方薬の体力要件(酸棗仁湯は「体力中等度以下」)は頻出のひっかけポイントです!
腸の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤のうち、以下の記述に当てはまるものはどれか。 体力中等度以下で、腹部膨満感のあるもののしぶり腹、腹痛、下痢、便秘に適すとされる。 ま しにんがん
- 1. 麻子仁丸
- 2. 酸棗仁湯
- 3. 桂枝加芍薬湯
- 4. 大黄牡丹皮湯
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正解:3
【正解】3番 1. 麻子仁丸:体力中等度以下で、便秘の傾向があるものの胃腸炎、便秘に適すとされるが、「しぶり腹、腹痛、下痢」の症状は含まれない。 2. 酸棗仁湯:精神不安や不眠などを改善する目的で用いられ、腸の不調(しぶり腹や下痢など)を改善する目的ではない。 3. 桂枝加芍薬湯:記述の通り。 4. 大黄牡丹皮湯:体力充実して、下腹部痛があるものの便秘、月経痛などに適すとされ、体力中等度以下のしぶり腹や下痢の症状には適さない。 【要点】 「しぶり腹(残便感があり、1日に何度も便意をもよおすもの)、腹痛、下痢、便秘」というキーワードが出たら「桂枝加芍薬湯」と即答できるようにしましょう。麻子仁丸(便秘特化)や大黄牡丹皮湯(体力充実・下腹部痛)との違いに注意です。