口腔咽喉薬、うがい薬
デカリニウム塩化物
でかりにうむ / 第3章
💡 作用のポイント
殺菌消毒成分じ痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として、クロルヘキシジン塩酸塩、セチルピリジニウム塩化物、ベンザルコニウム塩化物、デカリニウム塩化物、イソプロピルメチルフェノール等の殺菌消毒成分が配合されている場合がある。
📝 この成分が出題された過去問 1 問
口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a デカリニウム塩化物は、喉の粘膜を刺激から保護する成分として配合されている場合がある。 b ヨウ素の一部は、血液-胎盤関門を通過して胎児に移行するため、妊娠中に長期間にわたって大量に使用された場合には、胎児にヨウ素の過剰摂取による甲状腺機能障害を生じるおそれがある。 c アズレンスルホン酸ナトリウムは、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して配合されている場合がある。 そう くう d グリセリンが配合された含嗽薬については、口腔内に傷やひどいただれのある人では、強い刺激を生じるおそれがあるため、使用を避ける必要がある。
- 1. a,b
- 2. a,c
- 3. b,c
- 4. b,d
- 5. c,d
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正解:3
【正解】3番 a 誤り:デカリニウム塩化物は、殺菌消毒成分として配合されており、粘膜の保護成分ではない。(粘膜の保護にはプロピレングリコールなどが用いられる) b 正しい:記述の通り。ヨウ素(ポビドンヨード等)の長期・大量使用は胎児の甲状腺機能障害を引き起こすおそれがあるため妊娠中の使用には注意が必要である。 c 正しい:記述の通り。アズレンスルホン酸ナトリウムは抗炎症および組織修復作用を期待して配合される。 d 誤り:強い刺激を生じるおそれがあるため使用を避ける必要があるのは、エタノールが配合された含嗽薬である。(グリセリンは粘膜の保護や湿潤を目的として配合される) 【要点】 成分の「主な作用(殺菌、抗炎症、保護など)」と、使用上の注意における「原因物質(エタノールの刺激性、ヨウ素の胎児への移行)」を正確に結びつけて覚えることが重要です。