かぜ薬

アリルイソプロピルアセチル尿素

ありるいそぷろぴるあせちる / 第3章

過去問 2 問

💡 作用のポイント

鎮静成分解熱鎮痛成分の鎮痛作用を補助する目的で、ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素等の鎮静成分が配合されている場合がある。

🩹 現れることがある副作用(抜粋)

  • 寝つきが悪いときの処置としてアルコールが摂取される(いわゆる「寝酒」)ことがあるが、飲酒とともにジフェンヒドラミン塩酸塩、ブロモバレリル尿素又はアリルイソプロピルアセチル尿素を含む催眠鎮静薬を服用すると、その薬効や副作用が増強されるおそれがあるため、服用時には飲酒を避ける必要が…

📝 この成分が出題された過去問 2 問

2025年 / 関西広域連合 問27 難問 ★★★ 単体ページ →

一般用医薬品の催眠鎮静薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的に不眠症状がある人や、医療機関において不眠症の診断を受けている人に使用される。 b 妊娠中に生じる睡眠障害は、睡眠改善薬の適用対象である。 c アリルイソプロピルアセチル尿素は、脳の興奮を抑え、痛覚を鈍くする作用がある。 d 小児及び若年者では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などが現れることがある。

  1. 1. 正 誤 正 正
  2. 2. 正 正 正 誤
  3. 3. 正 正 誤 誤
  4. 4. 誤 正 誤 正
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:5

【正解】5番 a 誤:慢性的な不眠や医療機関で不眠症と診断されている人は、一般用医薬品の対象外であり医療機関での治療が必要。 b 誤:妊娠中または妊娠していると思われる女性の睡眠障害は、安易な使用を避け医師等に相談すべきであり、適用対象外。 c 正:記述の通り。アリルイソプロピルアセチル尿素は鎮静成分であり、脳の興奮を抑え、鎮痛作用を助ける。 d 正:記述の通り。小児等では抗ヒスタミン成分により、眠気とは逆に神経過敏や中枢興奮(副作用)が現れることがある。 【要点】 睡眠改善薬(抗ヒスタミン成分)は、一過性の不眠症状の緩和が目的であり、慢性患者や妊婦、医療機関で治療中の人は使用できません。小児等の逆転現象(中枢興奮)も頻出のひっかけポイントです。

2025年 / 東京都 問67 難問 ★★★ 単体ページ →

鎮暈薬(乗物酔い防止薬)及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a 脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させることを目的として、アリルイソプロピルアセチル尿素が配合されている場合がある。 b ジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用と内耳への血流改善作用を示す。 c メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが早く持続時間が短い。 d 3歳未満では、乗物酔いが起こることはほとんどないとされており、一般用医薬品として、3歳未満の乳幼児を対象とした乗物酔い防止薬はない。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. a、d
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:アリルイソプロピルアセチル尿素は、不安や緊張をやわらげる「鎮静成分」として配合される。脳に軽い興奮を起こすのはカフェインなどの成分。 b 記述の通り。 c 誤り:メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが「遅く」「持続時間が長い」。 d 記述の通り。 【要点】 メクリジン塩酸塩などの持続性抗ヒスタミン成分は「作用が遅く、持続が長い」という特徴が頻出です。また、3歳未満の乳幼児に使える乗物酔い防止薬はない(そもそも乗り物酔いがほぼ起きない)点も確実に押さえましょう。

📋 手引き 第5章 別表の該当記載