2025年 東京都 問98 の解説

2025年 / 東京都 問98 難問 ★★★

消毒薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a イソプロパノールのウイルスに対する不活性効果は、エタノールよりも低い。 b 日本薬局方に収載されているクレゾール石ケン液は、原液を水で希釈して用いられるが、刺激性が強いため、原液が直接皮膚に付着しないようにする必要がある。 c ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルは、酸性の洗剤・洗浄剤と反応して有毒な塩素ガスが発生するため、混ざらないように注意する。 d アルカリ性の消毒薬が誤って皮膚に付着した場合、水洗する前に、中和剤を用いて中和する。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、d
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。イソプロパノールはエタノールと比較して、一部のウイルス(特にエンベロープを持たないウイルス等)に対する不活性化効果が低いとされています。 b 正しい。クレゾール石ケン液は希釈して使用しますが、原液や濃い希釈液は皮膚に対して強い刺激性や腐食性を示すため、直接付着しないよう注意が必要です。 c 誤り。有毒な塩素ガスを発生するのは「次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤・洗浄剤)」と酸性洗剤が混合した場合であり、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(界面活性剤)ではありません。 d 誤り。皮膚や眼などに化学物質が付着した際の中和処理は、発熱等によりかえって被害を拡大させる危険があるため、中和剤は使わず、ただちに多量の水で十分に洗い流します。 【要点】 「クレゾール石ケン液の強い刺激性」「次亜塩素酸ナトリウムと酸性洗剤の混ぜるな危険」「化学物質付着時は中和せず水洗」は試験の超頻出ポイントです。確実に押さえましょう!

この問題の関連成分: エタノール

出典区分:令和7年度 東京都(東京都の公開問題)/ 選択肢をタップすると正解が開きます。