2025年 東京都 問75 の解説

2025年 / 東京都 問75 難問 ★★★

胃腸鎮痛鎮痙薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a メチルベナクチジウム臭化物は、交感神経の伝達物質であるアドレナリンと受容体の反応を妨げることで、胃痛、腹痛を鎮める。 b パパベリン塩酸塩は、胃液分泌を抑える作用があるため、胃酸過多や胸焼けに対する効果を期待して用いられる。 c オキセサゼインは、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使用される。 d アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児への使用は避ける。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 誤 誤 正
  3. 3. 正 誤 誤 誤
  4. 4. 誤 正 正 誤
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:5

【正解】5番 a 誤り:「交感神経」ではなく「副交感神経」の伝達物質(アセチルコリン)の働きを抑えることで胃痛等を鎮める。 b 誤り:パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める薬であり、胃液分泌を抑える目的ではない。 c 正しい:記述の通り。 d 正しい:記述の通り。 【要点】 抗コリン成分(メチルベナクチジウム等)は「副交感神経」、筋弛緩成分(パパベリン塩酸塩)は「平滑筋に直接」働く点を区別しましょう。また、アミノ安息香酸エチルのメトヘモグロビン血症と6歳未満の年齢制限は頻出のひっかけポイントです。

この問題の関連成分: アミノ安息香酸エチル

出典区分:令和7年度 東京都(東京都の公開問題)/ 選択肢をタップすると正解が開きます。