2025年 東京都 問70 の解説

2025年 / 東京都 問70 難問 ★★★

鎮咳去痰薬に配合される生薬成分及び漢方処方製剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a オウヒは、バラ科のヤマザクラ又はカスミザクラの根を基原とする生薬で、鎮咳作用を期待して用いられる。 りん たん b セキサンは、ヒガンバナ科のヒガンバナ鱗茎を基原とする生薬で、去痰作用を期待して用いられる。 まきょうかんせきとう せき せき ぜん ぜん c 麻杏甘石湯は、体力中等度以上で、咳が出て、ときにのどが渇くものの咳、小児喘息、気管支喘息、じ気管支炎、感冒、痔の痛みに用いられる。 ばくもんどうとう d 麦門冬湯は、体力中等度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動き おう せき悸、めまい、嘔気などを伴う不安神経症、神経性胃炎、つわり、咳、しわがれ声、のどのつかえ感に適すとされる。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. a、d
  4. 4. b、c
  5. 5. b、d
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:オウヒの基原は「根」ではなく「樹皮(幹の皮)」であり、鎮咳作用を期待して用いられる。 b 記述の通り。 c 記述の通り。 d 誤り:文面は半夏厚朴湯の説明。麦門冬湯は、からぜき、気管支炎、のどのつかえ感・しわがれ声などに用いられる。 【要点】 生薬の基原(部位)に関するひっかけ問題(根・樹皮など)や、漢方処方製剤の適応証(体力・症状)のすり替えに注意しましょう。

出典区分:令和7年度 東京都(東京都の公開問題)/ 選択肢をタップすると正解が開きます。