2025年 東京都 問73 の解説

2025年 / 東京都 問73 難問 ★★★

胃腸に作用する薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a ベルベリンは、生薬のオウバクやオウレンの中に存在する物質のひとつであり、抗菌作用のほか、抗炎症作用も併せ持つとされる。 b トリメブチンマレイン酸塩は、消化管(胃及び腸)の平滑筋に直接作用して、消化管の運動を調整する作用があるとされる。 c マルツエキスは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解(発酵)して生じるガスによって便通を促すとされる。 d ヒマシ油は、ナフタレン等の脂溶性の物質を含む防虫剤を誤飲した際に、腸管内の物質をすみやかに体外に排除する目的で用いられる。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 誤 正
  4. 4. 誤 正 誤 誤
  5. 5. 誤 誤 正 正
▶ 正解と解説を表示

正解:1

【正解】1番 a 正しい。ベルベリンはオウバクやオウレンに含まれる成分で、抗菌作用と抗炎症作用を併せ持ちます。 b 正しい。トリメブチンマレイン酸塩は、消化管の平滑筋に直接作用して運動を調整する成分です。 c 正しい。マルツエキスは主成分の麦芽糖が腸内細菌で分解・発酵して生じるガスにより便通を促します。 d 誤り。脂溶性物質(防虫剤など)を誤飲した際にヒマシ油を使用すると、脂溶性物質の吸収を促進してしまうため「使用してはならない(禁忌)」となります。 【要点】 ヒマシ油は「脂溶性物質(農薬や防虫剤など)の誤飲時」に、吸収を高めてしまうため絶対に使用してはいけないという超頻出のひっかけポイントを確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: オウバク オウレン

出典区分:令和7年度 東京都(東京都の公開問題)/ 選択肢をタップすると正解が開きます。