衛生害虫に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a ゴキブリの卵は、医薬品の成分が浸透しやすい殻で覆われているため、燻蒸処理による殺虫効果は高い。 b ヒョウヒダニ類は、ヒトを刺すことはないが、気管支喘息やアトピー性皮膚炎を引き起こすことがある。 c シラミは、種類ごとに寄生対象となる動物が決まっているため、ヒト以外の動物に寄生するシラミがヒトに寄生して直接的な害を及ぼすことはない。 d ハエは、日本脳炎、マラリア、黄熱、デング熱を媒介する。
- 1. a、b
- 2. a、d
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
▶ 正解と解説を表示 ▼ 正解と解説を閉じる
正解:3
【正解】3番 a 誤り:ゴキブリの卵は硬い殻に覆われており、燻蒸処理(薬剤の煙)の成分が浸透しにくいため、殺虫効果は低い(孵化直後の幼虫を狙う必要がある)。 b 正しい:記述の通り。ヒョウヒダニ類はヒトを刺さないが、その死骸やフンがアレルゲンとなり、喘息やアトピーなどの原因となる。 c 正しい:記述の通り。シラミは宿主特異性が高いため、原則としてヒトに寄生するものはヒト、他の動物に寄生するものはその動物に限られる。 d 誤り:日本脳炎、マラリア、黄熱、デング熱を媒介するのはハエではなく「カ(蚊)」である。(ハエは赤痢やコレラなどの消化器系感染症を媒介する) 【要点】 ゴキブリの卵は薬が効きにくい点と、蚊(ウイルス等)とハエ(細菌等)が媒介する病気の違いは頻出のひっかけポイントです。