コレステロール、脂質異常症及び高コレステロール改善薬の配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a コレステロールは、水に溶けにくい物質であるため、血液中では血漿タンパク質と結合したリポタンパク質となって存在する。 b 脂質異常症とは、低密度リポタンパク質(LDL)が140mg/dL以上、高密度リポタンパク質(HDL)が40mg/dL未満、中性脂肪が空腹時150mg/dL以上のすべてを満たす状態をいう。 c 血液中のLDLが多く、HDLが少ないと、コレステロールの運搬が末梢組織側に偏ってその蓄積を招き、心臓病や肥満、動脈硬化症等の生活習慣病につながる危険性が高くなる。 d ガンマ‐オリザノールは、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成するとされ、肝臓におけるコレステロールの代謝を促す効果を期待して用いられる。
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
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正解:2
【正解】2番 a 記述の通り。 b 誤り。「すべてを満たす状態」ではなく、いずれか一つ以上を満たす状態をいう(「かつ」ではなく「または」)。 c 記述の通り。 d 誤り。コレステロールと結合するのではなく、自らがコレステロールの生合成を抑制し、排泄を促す作用等を示す。 【要点】 脂質異常症の診断基準は「いずれか(or)」であり「すべて(and)」ではない点に注意。また、リポタンパク質(LDLとHDL)の働きと生活習慣病のリスクの組み合わせは頻出なので確実に押さえましょう。