瀉下薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a ヒマシ油は、妊婦や3歳未満の乳幼児では使用を避けることとされている。 b センナ中に存在するセンノシドは、胃では分解されないが、小腸に生息する腸内細菌によって分解されて、小腸への刺激作用を示す。 c ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)は、糞便中の水分量を増して柔らかくする作用を期待して用いられる。 d カルメロースナトリウム(別名カルボキシメチルセルロースナトリウム)は、腸管内で水分ふん ふんを吸収して腸内容物に浸透し、糞便のかさを増やすとともに糞便を柔らかくする作用を期待して用いられる。
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- 3. 正 誤 正 正
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正解:3
【正解】3番 a 正記述の通り。ヒマシ油は子宮収縮作用や骨盤内充血を引き起こすおそれがあるため、妊婦や3歳未満の乳幼児では使用を避けることとされています。 b 誤「小腸」ではなく「大腸」に生息する腸内細菌によって分解され、大腸への刺激作用を示します。(作用部位のひっかけに注意) c 正記述の通り。ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)は、界面活性作用により糞便中の水分量を増やして柔らかくする(便秘薬の成分)です。 d 正記述の通り。カルメロースナトリウムは、腸管内で水分を吸収して膨潤し、便のかさを増すことで自然に近い排便を促す瀉下成分です。 【要点】 センノシドなどの大腸刺激性成分が作用するのは「小腸」ではなく「大腸」である点が頻出のひっかけポイントです。また、ヒマシ油の禁忌(妊婦・乳幼児)も確実に押さえましょう。