尿糖・尿タンパク検査に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 検査結果に影響を与える要因として、採尿のタイミングがあり、原則として、尿タンパクの検査は食後の尿を検体とする。 b 尿糖値に異常を生じる要因は、一般に高血糖と結びつけて捉えられることが多いが、腎性糖尿等のように高血糖を伴わない場合もある。 c 泌尿器系の機能が正常に働いていて、また、血糖値が正常であれば、糖分やタンパク質は腎臓の尿細管においてほとんどが再吸収される。 d 通常、尿はアルカリ性であるが、食事やその他の影響で中性~弱酸性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。
- 1. a,b
- 2. a,c
- 3. a,d
- 4. b,c
- 5. c,d
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正解:4
【正解】4番 a 誤り:尿タンパクの検査は、食事の影響を受けやすいため、原則として「食後」ではなく「中間尿(または早朝尿)」を検体とします。 b 正しい:記述の通り。尿糖は高血糖が原因となることが多いですが、腎臓の再吸収機能低下(腎性糖尿)など高血糖を伴わない場合もあります。 c 正しい:記述の通り。正常な状態では、糸球体でろ過された糖分やタンパク質は、尿細管でほとんどが再吸収されます。 d 誤り:通常の尿は「弱酸性~中性」であり、アルカリ性ではありません。 【要点】 尿検査の採尿タイミング(尿タンパクは原則として食後ではなく、尿糖・尿タンパク共に「中間尿」が適す)と、尿の液性(通常は弱酸性~中性)に関するひっかけ問題に注意しましょう。